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好きな本・書籍とか、思いついた事、気になる音楽とか、ガールズ&パンツァー(ガルパン)とか徒然草

エロ本を主力にする書店は潰れる。そしてブログ論

随分なタイトルですが、そのまんまの意味です。とはいえ、これでは何の事かさっぱりだと思うのでちょっと説明しますね。

 

昨今、書籍のネット販売が盛んで(というかほぼamazon)、一般の店舗を持つ書店がかなり苦戦しているというような話は結構聞くと思う。私は出版業界の人間ではないので、本当にそうかどうかはわからないが、ここ数年は自宅の周りにある書店がどんどん潰れていった。

 

なかでも、個人で経営しているような書店は、数えたらきりがないというほど潰れていったと思う。で、そんな潰れて行った個人経営の書店なんだが、たまたまなのか、だいたい潰れる直前は、急に品揃えを変えてエロ本ばっかり置くようになる。ひどいのになると、むしろ書店じゃなくてエロ本屋なんじゃないかとおもうぐらいになっている。

 

いったいこれはなんなんだろうか?。という訳で色々調べたら、というかほぼ予想通りだけれども、エロ本の利益率はとても高いようだ。だから、利益率の高い儲かるエロ本を沢山ならべたという事なんだろうけども、じゃあなんで潰れるのだろうか?。

 

それって多分、エロ本が利益率が高くてもみんながみんな頻繁に買う商品じゃないからだと思う。それに比べたら漫画の単行本は利益率が低いかも知れないが、人気漫画の単行本なんて何冊売れるか。今人気のワンピースや進撃の巨人なんて、置いとけば売れるだろうし、定期的に新しい巻が出てくる。1冊1冊はエロ本に負けるかもしれないけど、全体的にどれだけの売上と利益をもたらすのやら。

 

また、こんな話を聞いた事がある。漫画の週刊誌は全然利益にならないと。しかしそういう商材を置く事によって、店舗に足を運んでもらえるとの事。現在は漫画の週刊誌の多くはコンビニで取り扱うようになったけど、何も漫画の週刊誌だけが客寄せの為の商材じゃないだろう。逆にエロ本ばっかりじゃ来る客もこないだろう。

 

結局エロ本だけじゃなく、そういう色々な商材をバランス良く置く事によって、商売ってのは成り立つんじゃないかと思う。そんな事を考えたらブログにも同じような事があるんじゃないかと思うようになった。

 

この前、たまたま書いた記事が自分が予想もしてなかったのに、ちょっとしたはてぶになり、通常では考えられないほどアクセスが来た。しかし、はてなブログのトップページに表示されなくなると、アクセスは急激に減った。

 

それでも、そのおかげで随分と、はてなブックマークを付けて頂いたり、読者登録して頂いたりで、以前よりアクセス数が増えている。一方で今まで書いた記事で割と上手くかけたなと思う記事は検索エンジンの上位に表示され、少ないながらも継続的なアクセスを呼びこんでいる。

 

どちらがいいという事じゃなくて、それをバランス良く組み合わせて行く事が人に見てもらうという事になるんじゃなかろうか?。