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人に何かを教える時に注意した方が良い7つの事。

何でか良くわからないけど、小さい頃から人にものを教えるのが上手いと言われる。自分ではあまり意識してなかったけども、教える時に気をつけている事がいくつかあるので、それをまとめてみたいと思います。何かのお役にたてば幸いです。

 

1.「わかった」かどうか聞かない。

人に物を教えた後に、教えた事をわかったかどうか聞く人は多い。せっかく教えたから聞きたくなるのはわかるけど、実は聞いてもあまり意味がない。わかってない人はわかったかどうかもわからないので、「わかった」と言ってしまう事がある。また、慎重な人はほとんどわかってるのにも関わらず、「完璧に」わかってないので、「わかりません」と答える時がある。だから、直接「わかった」かどうか聞く事にあまり意味がない。

 

まあ、聞くぐらいならまだしも、「わかった」と答えた人が実際にわからなかった時に、怒ったり嫌味を言ったりする人がいる。そんな事を言うと、教えられている方は委縮するだけなのでやめた方が良い。では、どうしたら良いか?。簡単である、「今、説明した事を私に説明してみて」と言えば良い。わかってるかどうかすぐにわかる。もちろん、わかってない場合はきちんと教えてあげる事。

 

2.決して怒ったり嫌味を言ったりしない事。

スパルタ教育と称して、脅したり嫌味を言う事で学ぶ事を煽る人がいるが、百害あって一利なし。そういう事をすると、教えてもらう事を学ぼうとするよりも、教える人の顔色をうかがう事に集中する事になる。また、わからない事があっても恐がって、わからない部分を聞こうとはしなくなる。怒りたくなる気持ちもわかるが我慢しよう。もし我慢できないというのであれば、あなたは教える事に向いてない。出来るだけ、教えるという事に関わるのはやめよう。

 

3.覚えるべき事を教えよう。

仕事でも勉強でも、頻繁に出る事とたまにしか出ない事がある。頻繁に出る事は、その事を伝えて覚えて貰うようにしよう。また、そういう事はノートやメモにとって貰う事にしよう。ノートに取ってもらう事を遠慮する人がいるが、そういう事に腹をたてる人はあまりいない。大事な事はきちんと大事だと伝え、記録して貰った方がお互いに良い。

 

また、逆に全部を覚えさせようとする人がいる。そういう事は非効率だし、そもそも全部を覚えるという事自体が難しい。重要な事とそうでない事をきちんとわけて、重要な事は覚えてもらうべきである。一方でたまにしか出ない事は、調べ方だけ教えて、「忘れても良い事」と伝えよう。そうすれば、覚えるべき事に集中してくれる。

 

4.判断基準を教えよう。

Aの時はA’をやって下さい。Bの時はB’をやって下さいというような事は、たいがいの人が理解できる。人は失敗するのは、この仕事はAの時とBの時があります、Aの時はA’、Bの時はB’をして下さいと判断を必要とする時だ。こういう時はきちんと時間をとって、どうやって判断するのかの基準を教えよう。できるなら、その理由まで説明すべきだ。

 

判断基準を教えないで、ただこういう時はこうしろと機械的に教えると大概そこで失敗するようになる。どういう風に判断するのかを教えないからだ。判断基準を教えられないのは、実は教える方が判断基準を理解していない場合が多い。何かを教える時は、教える前にまず自分が教える事を一度振り返ってみる事。

 

5.教えられる人にあわせて、教える内容も選ぶ事。

教える段階が1から10まであるとする。もし教えられる人が3の段階にいるのなら、4の段階の事を教えよう。7の段階なら8の段階の事を教えよう。それをいきなり10の段階から教えようとすると失敗する。それは、教える人がすでに10の段階にいるから、そういう事になりがちなんだけれど、それではかえって教えるのに時間がかかる。教わるの人にあわせて、教える内容をあわせないといけない。その為には、教わる人を良く観察する事。1にも書いたけど、説明する事を促しても良い。

 

6.思いつく限りの簡単な表現を使う事。

5で書いた事と通じるけど、言葉は専門用語を使う事を避け、出来るだけ簡単な言葉を使う事。昔、コールセンターでPCの操作を教える仕事をしていたけれど、年配の人などには特に平易な言葉を使う事を心掛けた。例えば、Altキーの事を、「パソコンの左下の方に、エーエルティーというボタンがあるかと思いますが・・・」というように言っていた。それぐらいわかるだろう等と思わない事。逆にわかる相手であれば、「オルトキーですね」などと言ってくる。そうしたら、オルトキーと言えば良い。面倒だとか、時間がかかると思わない事。ちなみに私はこのコールセンターでの一回あたりの通話時間は平均をはるかに上回って短い。

 

7.冒頭で概要と流れを説明する事。

何かを教える時に、最初に教える事の概要やそれがどういう意味があるのか教える事。また、研修等であれば、いつ休憩にはいるのか、今日はどこまでやるのか、どんな事をやるのかを説明する事。教えられる方は全体像がわからないと自分がどんな事をやるのか不安になってしまう。人は不安になると、知識が頭の中に入らなくなる。また、資料等を読んでいる時は、ページをめくった時にページ数を言おう。また、見出し等をいったん読んでから説明に入ろう。説明が下手な人ほど、聞いている方はどこを教えてるのかわからないものである。

 

久しぶりの長文になりましたが、きっと役にたつと思います。人に何か教えるような事がある人は、是非、読み返してみて下さい。

 

【参考】

ちなみに今まで読んだ本の中で学んだり教えたりする事に参考になった本に「経験学習」入門という本があります。お薦めの本ですがあまり話題になりません。興味のある方はどうぞ。

「経験学習」入門

「経験学習」入門