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「いつやるの、今でしょ!」でおなじみの、林修先生の思い出

もう十数年前になるが、昔、東進ハイスクールという予備校に通っていた。そこで、英語とか現代文の授業を受けていたけれど、その時に「いつやるの、今でしょ!」でおなじみの林修先生の現代文も受講していた。

今では、独自の視点で切り込んでいくコメントする林修先生だが、当時はいじられキャラの側面も持っていた。特に同じ東進ハイスクールのヒロマサ先生(ちょっと漢字が思い出せない)という英語の先生とのやりとりは笑わせてもらった。

その英語のヒロマサ先生はちょくちょく、「現代文の林先生っているでしょ?」という話で始まり、有る事無い事しゃべっていた(笑)。例えばこんな具合である。「現代文の林先生、林修先生っているでしょ?、あの先生って本当はリン・シュウっていう中国人なんだよ」

そして、今度は林修先生の授業。「あのさ、英語のヒロマサ先生っているでしょ?、あの先生、嘘ばっかりいうから真に受けないでね。リン・シュウって名前の中国人とか言ってるけど、違うからね」

まあ、毎回こんな感じでボケとつっこみといういいコンビだった(笑)。そんな林修先生、当時は「予備校教師なんてこれから少子化の時代でどんどん儲からなくなるから」というような事を何かあるたびに言っていたが、あれから十数年、林修先生は今や立派なタレントだ。

知名度があがって、「今でしょ」ばっかりがクローズアップされているけど、授業は大変わかりやすくおもしろかった。現代文の先生というだけあって、読んだ方が良いという本も授業でたびたび推薦していた。その中のいくつかは自分も実際買って読んでみた。例えば「名画を見る眼」だ。

私は美術とかまったく興味がないけれど、その時はなんとなしに読んでみた。内容としては、有名な画家の有名な絵をとりあげて、この絵はこういう意味があるとか、当時の宗教との関係とか、初心者にもわかりやすく書いてある本だった。

結局、今でも美術とかにそれほど興味をもっている訳でもないけれど、美術家達がいろんな事を考えそれを表現しようとしていた事は理解出来るようになった。

そんな、現代文講師・林修先生ですが、最近は有名になったからか、書店等にも先生の本が並ぶようになった。ついつい手にとって、あー、林先生はこういう事言いそうだな、とか、こういう事考えながら先生は授業していたんだな、とか懐かしく思いながら読んでいます。

名画を見る眼 (岩波新書)

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