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やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~ 【書評】

最近、読んだ本の中ですごくお気に入りの本がある。それは「やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~」という本だ。文字通り人が何かを「やってのける」にはどうしたら良いかという事を、心理学者の方がご自身の研究をもとに解説している本だ。

 

この「やってのける」という本のおもしろい所は、従来のこうした方が良い、こう考えた方が良いというようなアプローチをしないで、いろんな考え方、取組み方の長所と短所をあげてバランスを取ったり、目標に応じてアプローチを変える事をおすすめしている点だ。特に自分の心に残った点を書き出してみたいと思う。

 

・「証明型」と「学習型」

人が何かに取組む時、その取組む内容を達成する事によって、自分の能力を「証明」しようと考えるタイプの人は「証明型」。目標の達成した時の見返りが大きい程頑張れるが、見返りが小さい時、もしくは目標を達成出来ないような状況になると、やる気を失くす。

 

一方で、目標に取組む事によって、何かを習得しよう、学ぼうと考える人は「学習型」。目的が学習なので粘り強く目標に取組む事が出来る。

 

それで、この「やってのける」という本のおもしろいのが、どちらが良いという事ではなく、目標等によってどっちが良いのかも変わるので、臨機応変な対応が求められるという点。しかし、大概の人はどっちかに偏ってるのでバランス良くしましょうという事。

 

この部分を読んだ時に、かなりはっとした。自分は明らかに「証明型」の人間で目標の達成という事にこだわっている一方、あまり学習しようという意識が無い。確かに上手くいかないと途中で放り出す事が多いようにも思う。

 

なので、最近は何かを取組む時も、学習という事を強くしている。そうしたら、自己満足なのかもしれないけど、今までよりは気長に取り組めるようになった。実はこのブログも前とは違って学ぼうという気持ちで書いている(笑)。

 

・「なぜ」やるのかVS「何を」やるのか

人は物事を行う時に、「なぜ」これをやるのか?という風に考える人と、「何を」やるのかという人にわかれるらしい。これもこの「やってのける」に言わせると、一長一短あるらしい。

 

「なぜ」を考えるとやる気がでる。英語を勉強する→「なぜ」→昇進に有利だから。ダイエットをする→「なぜ」→きつかったあの服が着られるようになる。なぜを考えると確かにやる気がでそうだ。けれども複雑で困難な内容になるほど、このなぜという考え方は上手く機能しないらしい。

 

「何を」を考えると、複雑で難しい事にも挑みやすくなり、行動する事を先延ばしにしなくなるらしい。でも、何をするかばかりにこだわると、目標と目的がすり替わってしまいそうだ。

 

ここでもはっとした。自分は明らかに「なぜ」を考える方だ。しかも確かに、その「なぜ」という問いに答えが明確にでないと、あからさまにやる気をなくす。ここでも「やってのける」の助言にしたがって、「何を」するのかに意識を向けるようにしている。

 

この「やってのける」という本には、他にもモチベーションを維持する為の色々な考え方が沢山のっている。やる気には色々な側面があるんだなと考えさせられる。

 

ま、そんな訳でこの「やってのける」を読んでからは幾分か、持続力が増したように思います。もっと上手くバランスが取れればいろんな事が集中して続けられるかも知れない。そんな気持ちになった1冊でした。

 

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~