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ガールズ&パンツァーのダー様ことダージリンの考察

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今回は、みんな大好きダージリン様についての考察をして見たいと思います。

 
ダー様こと、ダージリン様はもはやガルパンファンの間では、大いなるネタキャラとして認知されており、だいたいはどや顏かコスプレという名のコラという画像ばかりですが、作中では唯一主人公の西住みほに勝利する等の活躍をみせます。また、戦闘描写が無い物の戦車道の大会では、Best4に進出、負けたのも強豪黒森峰です。
 
作中でダージリン様の戦闘があまり描かれないので評価が難しいのですが、ダージリン様の指揮官としての特徴は、実は作戦看破力にあるのではないかと思っています。
 
作戦看破力とは何か?それは相手方がとる作戦や計画を見破る力という事です。まず第一に、大洗の練習試合にやってきたダージリン様のグローリアなの面々ですが、最初は優勢に戦闘を進めて行きますが、戦闘に慣れてきたと思われる大洗のあんこうチームが、劣勢を巻き返していよいよ大将同士の一騎打ちになると、大洗のあんこうチームは、起死回生の側面射撃を狙ってきました。
 
しかし、ダージリン様はこの作戦に素早く反応し、側面の展開にあわせて砲塔を向けており、撃ち合いを制します。チームの練度の違いもあったでしょう。ですが、練度が上回っているなら、なおのこと読み合いを制した方が勝ちます。
 
また、試合終了後も自分達が勝ったのにも関わらず、大洗チームの健闘を讃えています。経験が少ない大洗のチームが西住みほ単独の奮闘によって最後まで食らいついてきた事もわかっているのでしょう。
 
次に、大会の一回戦、大洗対サンダース戦において、観戦に来たダージリン様ですが、お得意の隠喩を披露、サンダース側が盗聴をしている事をほのめかします。あの時点で無線傍受機の存在に気付いていたとは驚きです。サンダースの隊長は自分のチームの盗聴に気付いていないのにw。
 
こういう視点からダージリン様を見ていると、ある事に気付きます。それは、西住みほはダージリン様に対して戦闘の相性が悪いという事です。西住みほは戦い方として、奇策をかなり用意してきます。その事は問題ないのですが、奇策というのは、得てして見破られるとむしろ窮地に立たされます。ですから、何よりもばれない事が前提になります。
 
実際、戦車道の大会において彼女の作戦は、全く見破られる事なく進行していきます。この事が大洗優勝の一因である事は間違いないでしょう。
 
しかし、そんな西住みほも作中では作戦看破の申し子とも言うべきダージリンには後一歩という所まで追い詰めるも、勝利にはいたりませんでした。
 
では、作戦看破力は指揮官として最高の能力でしょうか?。そうとは言い切れない部分があります。なぜなら、作戦看破力は相手が正攻法で攻め込んで来た時にあまり役にたちません。
 
そういう意味では、作中ダージリン様が正攻法の申し子とも言うべき西住まほの黒森峰に準決勝で負けたのも仕方がない事かも知れませんね。
 
結論  ダージリン様は西住みほに強く、西住みほは西住まほに強く、西住まほはダージリン様に強い。